story telling project

さそり狩り

ウォーマー・エマ

 六年生のときに両親は私に夏のキャンプへ行かせてくれました。馬の乗り方を習うためのキャンプだったんです。毎日馬に乗ったり、他の子供たちと一緒にハイクをしました。女の子のキャンパーたちは池のよこの小屋で寝なければならなかったんです。二段ベッドがあったけど、エアコンも屋内のトイレもなかったんです。それに、ドアも窓もよく閉められなかったから時々虫が入ったんです。

 ある日、昼ごはんの前に女の子のキャンパーは小屋で服を着替えていました。突然、部屋のすみの女の子が叫んだんです。みんなはそっちを見て、彼女がブーツを部屋の真ん中になげました。そしたら、ブーツの中から大きいさそりが這い出たんですよ!一秒は無言、それからみんなが大声で叫んだんですよ!十二人くらいの女の子がぎゃあぎゃあ言いながら二段ベッドの上にのぼろうとしたんです。私はのぼったけど、数人のキャンパーはゆかにいたんです。さそりはあまり動かなかったから、たぶん大丈夫だと思いました。五分後みんながちょっと落ち着いて、できることを話し合い始めました。誰もさっちゅうざいを持ってこなかったんです。誰もふみつけることをできなかったんですよ(うわ、気持ち悪い!と思った私たち)。ついに一人の女の子が荷物からヘアスプレーを出してさそりにスプレーをかけたんです。さそりはすぐ死んだんですよ!私たちはびっくりしたんですね!本当にヘアスプレーのおかげかなと思ったけど、ピンチは終わりました!その週の間ずっと、その子は「さそりごろし」と呼ばれたんです。

 それに、キャンプのときから、私はもう別にさそりが怖くないと思います。

 

last modified 2006年7月15日