by ロシーレス
キャンパスのユニオンにウェンディーズ(Wendy's)がある。そこで働くのはウェンディーズ男。彼の名はジュニアである。す速くレジが使えて、いつも明るくて、絶対笑顔を送ってくれるキャッシャーなのだ。ジュニアの目的は、彼の所に並んでいる学生を皆笑わせて、そして物凄く速く列を動かすことだ。世界でジュニアほど速くレジが使える人間はジュニア以外いないだろう。彼はすごく速くレジが使えるので、レターマン（Letterman）の夜遅いトークショーにも出た事がある。
ジュニアはトリニダードからアメリカにやってきた。それはもう２０年以上前なんだ。１５年前に他のウェンディーズで働き始めて、そして１９９８年９月１４日に彼はユニオンのウェンディズに移った。ジュニア自身は、ただ仕事をやって、試験やエッセーに疲れている学生を笑わせる。笑うことが学生にとって本当にいい休憩になるだろうと彼は言う。
去年、あるテキサス大学の学生がジュニアについてのドキュメンタリーを作った。ドキュメンタリーが出来上がった時、ジュニアは涙が出るぐらい嬉しかった。皆、自分の事がこんなに好きだということが、ドキュメンタリーの前には理解できなかったのだが、その時は完全にわかった。「テキサス大学の皆が僕の家族みたいなんです」と、いつも言ってる。「まあ、いろいろあったんですけど、僕は前と同じジュニアなんです。そしてこれからも同じです。」
ドキュメンタリーが見たかったら、オンラインで見られる。日本語字幕がないんだけど。http://www.thewendysguy.com/home.htmlに是非、行ってみてほしい。
|